当施設について

当施設について

母子生活支援施設を利用している世帯は、離婚や死別による母子家庭世帯だけではなく、何らかの理由で離婚できない場合や、未婚のまま出産した場合などケースによって様々です。

DVや児童虐待など、緊急的な保護を必要とする場合や外国人母子の問題など多様な背景を抱えています。

今まで 背負って来た重い荷物を おろしましょう

  • お疲れ様 これからは『ひとりじゃないよ』『心配ないよ』
  • のんびり ゆっくり 一歩一歩 スタッフと一緒に歩んで行きましょう
  • 泣きたい時も 怒りも 楽しい時も みんなで一緒に共有しましょう
  • 当たり前の小さな出来事を大切にしましょう
  • あなたは あなたのままで 大丈夫 失敗だって大丈夫

『ありのまま』『等身大のあなた』を応援します

「大きな ひとつの家族」です

  • お母さんも子どももスタッフも みんなで過ごす大家族の家です
  • 互いに語らい・協力しあい・支え合いながら生活をしましょう

誰にも悩みはあるし出来ない事もある それでも大丈夫
場所も時間も考えなくて大丈夫

家族をサポートします

  • 子どもの成長を一緒に悩やんで考えて 育ちを一緒に喜び合いましょう
  • 『子どもと向き合えない』『接し方が分からない』それでも大丈夫

母と子にとっての心地よい関係を 心配せずに一緒に考えましょう

家族の関係は ずーっと続きます

  • 戻ることができる『第二の実家』です

あせらず あわてず 目標に向かって進んで行きましょう

いつでも仲間が あなたを見守り 応援しています

『安全』で『安定した』「生活をめざして」のステップ

入所から退所まで

STEP
1

入所時

まずは『不安』『危機的状況』からの脱出不安感&ホッと出来る時間の確保
STEP
2

入所後

心身の健康回復 & 安定課題の整理
STEP
3

安定した生活

健康・子どもの安定
就労・資格取得
親族との関係調整
STEP
4

自立への準備

就労の継続&保育園・学校の継続
貯蓄 & 経済的な面
親族との関係調整
住宅探し
社会資源の活用(子育て・住宅・資金)

自立支援計画(目標達成面接と計画)の進み具合にて母と子が地域でも安心して生活できる確信が持てるまで施設のスタッフと共に確認し合いながら話し合っていきます

STEP
5

退所→地域で安定した生活

【アフターケア】
くらき行事への参加退所後の近況報告
子どもの成長の節目
喜び・悲しみ・怒り・悩み何となくでも・・・
こども家庭支援センターくらきの利用

施設案内

「プライバシーに配慮された独立した居室で生活しています」

プライバシーが確保された居室で、家事や育児を行うことができます。お母さんは施設が提供する生活の場を利用して、職場へ通うことができます。

~~利用者さんの声~~

(前略)綺麗で住みやすくて、プライバシーも守られています。安心できる場所です。

※居室・間取りの例。1DK~2DKなどの居室があります。見学の際にご確認ください。

「学童保育」

小学生以上のお子さんには、放課後や長期休みに集団で遊びや学習を行う場を提供しています。
さまざまな行事を企画しているほか、進路や生活習慣を一緒に考えることもできます。

~~利用者さんの声~~

・男の子のことは男性職員に聞くと良くわかってくれるようです。
・(お子さんから)学習支援が利用できるようにしてもらえました。

「施設内保育」

ご用事の間や、病気時保育、リフレッシュ保育などお母さんのご事情に応じて乳幼児さんをお預かりすることができます。
親子で使えるプレイルームの開放もあります。

~~利用者さんの声~~

・子どもの成長について気になることを話すと、子どもの様子を見てくれて意見を言ってもらえます。
・子どもが親以外の人たちと(に)自分から話しかけたり、明るくなっていく姿を感じました。

「相談できるスタッフ」

保育士や心理士、福祉の制度に詳しい社会福祉士など、さまざまなスタッフが必要に応じてお手伝いします。 育児、健康、仕事、将来などの生活のあらふることをご相談いただけます。

~~利用者さんの声~~

・困っていることに気づいてくれて、助けてもらっています。
・初めは気を遣ってなかなか言えなかったのですが、今は何でも話をして気持ちが楽になり、次のステップにつながっていけます。

母子生活支援施設を利用するには

お住まいの地域の福祉事務所が窓口です

現在住んでいる所を管轄する福祉事務所が窓口となります。(福祉事務所は、おおよそ市(区)及び郡(町村)単位で設置されています)
福祉事務所には、母子・母子家庭の相談窓口があり、相談内容をふまえ、適切なサービスや施設について説明を受けられます。母子生活支援施設の利用申し込みも、これらの相談の中で進めることになります。

費用は

施設利用に関わる費用は、住民税や所得税の税額に応じて決まります。