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物言えぬ子らに寄り添って

家庭内暴力、育児放棄、~などいわゆる母子分離によって単に一定期間赤ちゃんを預かるための施設だと思っていませんか。
もちろんそのような赤ちゃんや乳幼児を預かることは私たちにとって大切な役割です。
しかし乳児院の機能はそれだけではありません。

“誰に”に “どのような手” をさしのべるべきか

乳児院は地域で暮らしている要保護・要支援の子ども達が家族との生活が継続できる支援を目指しています。

久良岐乳児院が行っている事業

  1. 子育て短期事業
  2. 親子の通所
  3. 親子の一時保護
  4. 親子宿泊支援

 

子育て短期事業

乳児院は365日開所しています。 ショートステイとトワイライトステイ 土曜日、日曜日、祝日、お正月もお預かりできます。

行政機関は土日祝日はもちろん正月などもやっていませんが、久良岐乳児院は一年365日いつでもオープンしています。

 

親子の通所

親子で乳児院に通所し、子どもの養育や集団活動にも親と一緒に参加して、子育てのノウハウを学び、同時にさまざまな相談にも応じます。

自分のことだけでもいっぱいなのに小さい子が泣き続けると「どうにもならない!」と思ってしまうものです。
それでも子どもにとって親は唯一無二の存在です。 育児放棄や暴力で親子の関係が離れてしまう前に親子関係の再構築を見直しましょう。
当院では日常的な生活を中心とした親子の支援をおこないます

親子の一時保護

親子を離すことなく保護することにより、親子関係のアセスメント(客観的な判断によって評価分析を行う事)が的確に実施できます。
親御さんに対して養育のノウハウを教えるなどの支援が可能です。
親子の関係性をアセスメント出来れば、親子が地域で生活するにあたって、どのような支援が必要か明確にでき、在宅支援にも有効です。
アセスメントによって親子分離が必要になる場合があります。この場合根拠をなります。

親子で乳児院に通所し、子どもの養育や集団活動にも親と一緒に参加して、子育てのノウハウを学び、同時にさまざまな相談にも応じます。

親子宿泊支援

乳児院の親子支援室を利用して親子で宿泊し24時間の生活を通して、親、子ども、親子関係の様子を把握し、必要な支援を提供します。

夜間の状況の把握と24時間の状況把握は適切なアセスメントと必要な支援に重要です。
レスパイトケア・・・一時的な休息やリフレッシュでの入所も可能です。

横浜市里親制度

「里親=養子縁組=家系」というイメージを持っている方も多くいらっしゃると思いますが、里親制度はそれだけではありません。

子どもが独り立ちできるまでの間養育を支援する「養育里親」という一定期間養育の必要な子どもを預かり社会に旅立つための支援だけを行う制度もあります。

子どもを授からなかったご夫婦や子育てに一段落しもう一度子育てをしたいというご夫婦が養育支援を行っているケースも多く、「子どもがいる生活」を経験しながら社会に貢献することができます。 都道府県により生活費の負担や養育に関する補助もありますのでお気軽にご相談ください。

全国乳児福祉協議会
https://nyujiin.gr.jp/

 

 

 

久良岐にかかわったすべての子どもたちに幸せになってほしい。久良岐乳児院の職員すべての願いです。